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同じくらいの成績の生徒がいます。
仮に、一人をAくん、
もう一人をBくんとしましょう。
ある日、先生に
「正解率10%の問題だけど、解けるかな?」
と言って問題を出されました。
問題文を読むだけでも一苦労するような、
確かに、簡単ではない問題です。
AくんとBくんは
共に問題に取り掛かりましたが、
10分もしないうちに、Aくんは
「解き方習っていないし、
公式も知らないから、無理だね」
と言って、問題を解くのを諦めました。
Bくんはというと、
Aくんと同じでまだできていませんが、
図を描いたり・式を書いたりしながら、
「これだとこうなるから・・・」などと
小声でブツブツ言いながら
集中して取り組んでいました。
この、“簡単には解けない問題” への取り組み方、
つまり、AくんBくんの
考え方の差を取り上げました。
今回、すぐには
問題は解けないかもしれません。
しかし、Aくんの場合、
「解き方習っていないし、
公式も知らないから、無理だね」
と言っています。
つまり、Aくんは
自分の能力を信じていないのです。
反対に、Bくんの場合、
「これだとこうなるから・・・」と
自分の持っている知識を使って
頑張って頭で考えようとしています。
つまり、Bくんは
自分の能力を信じているのです。
「できる」と考えていたら、
賢い脳が「できる方法」を考えるのですよ。
そうです。
考えた分だけできるようになるのです。
それが能力なのですよ。
人間に与えられた、
“思考できる脳” を
しっかり活用していきたいですね ♪
思考力強化の専門塾@溌剌塾
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