ブログ

子どもの「なぜ？」を応援！思考力とやる気を伸ばす声かけ_20250310溌剌塾

「うちの子、全然やる気がない…」「言わないと勉強しない…」そんな悩みを抱えていませんか？子どものやる気と思考力は、密接に関係しています。
この記事では、子どものやる気を引き出し、思考力を伸ばすための具体的な方法を解説します。
家庭でできる効果的な声かけや、思考力を高める遊び・学習法など、今日から実践できる情報など参考にしてみてください。

子どもの「やる気」と「思考力」の関係性

子どもの学習において、「やる気」と「思考力」は密接に関係しています。
やる気がない状態では、新しいことを学んだり、深く考えたりする力が十分に発揮されません。
逆に、知的好奇心を刺激し、「なぜ？」「どうして？」という疑問を持つことで、子どもの思考力は自然と伸びていきます。
親は、子どもの「なぜ？」に耳を傾け、一緒に考える姿勢を持つことが大切です。
親が積極的に関わることで、子どもの学習意欲は大きく向上し、自ら学ぶ力が育まれます。

やる気がないと、考える力も伸び悩む？

子どもが「勉強しなさい」と言われてもやる気が出ないのは、考えるプロセスを飛ばして、結論だけを押し付けられているからです。
例えば、算数の問題でつまずいている時に、「なぜ間違えたのか」「どうすれば解けるのか」を考える前に答えを教えてしまうと、子どもは自分で考えることを諦めてしまいます。
結果、学習意欲が低下し、思考力も伸び悩んでしまう可能性があります。

子どもの「なぜ？」を引き出す重要性

子どもの思考力を育むためには、まず「なぜ？」という疑問を引き出すことが重要です。
例えば、空が青い理由や、信号が赤で止まる理由など、身の回りの出来事について質問を投げかけてみましょう。
「どう思う？」「なぜだと思う？」と問いかけることで、子どもは自然と考えるようになります。
大切なのは、すぐに答えを教えず、子ども自身に考えさせる時間を与えることです。

親の関わり方で、子どもの学習意欲は変わる

親が子どもの学習に関わることは、子どものやる気と思考力を大きく左右します。
例えば、子どもが宿題で悩んでいる時に、一緒に考えたり、ヒントを出したりすることで、子どもは「自分は一人じゃない」と感じ、安心して学習に取り組むことができます。
また、親が子どもの興味関心に寄り添い、一緒に調べ物をしたり、博物館に行ったりすることも、学習意欲を高める上で非常に効果的です。



子どものやる気を奪うNG行動

子どものやる気を引き出すためには、まず親が避けるべきNG行動を知っておくことが大切です。
子どもの人格や能力を否定するような言葉は、自己肯定感を低下させ、学習意欲を奪ってしまいます。
また、「勉強しなさい」という言葉は、子どもにとって強制と感じられ、反発心を招く可能性があります。
さらに、他の子と比べることも、劣等感を抱かせ、やる気を失わせる原因となります。

頭ごなしに否定する

「どうしてできないの！」など、頭ごなしに否定することは、子どもの心を深く傷つけます。
特に、親しい人に言われた言葉は、自信を失わせ、自己肯定感を大きく低下させます。
間違いを指摘すること自体は悪いことではありませんが、「次はこうしてみよう」など、前向きな言葉で伝えることが大切です。
子どもの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を探す姿勢を示しましょう。

「勉強しなさい」と強制する

「勉強しなさい」という言葉は、子どもにとって心理的な負担となり、やる気を削ぐ可能性があります。
特に、親から言われると、強制されていると感じ、反発心を抱くことも少なくありません。
勉強を促す際は、「一緒にやってみようか」など、強制ではなく、提案する形で声かけをすることが大切です。
また、勉強する時間や場所を子ども自身に決めさせることも、自主性を育む上で効果的です。

他の子と比べる

「○○ちゃんはできるのに、あなたは…」など、他の子と比べることは、子どもの劣等感を刺激し、やる気を奪うNG行動です。
子どもは、一人ひとり個性や成長のスピードが異なります。
他の子と比べるのではなく、その子自身の成長を認め、褒めることが大切です。
「前はできなかったことができるようになったね」など、過去のその子と比較して、成長を具体的に伝えるようにしましょう。



子どもの思考力を育む3つのステップ

子どもの思考力を効果的に育むためには、親が積極的に関わり、適切なサポートを行うことが重要です。
日常生活の中で、子どもが「なぜ？」と思うような場面を意識的に作り出し、考える習慣を身につけさせましょう。
また、答えをすぐに教えるのではなく、子ども自身に考えさせ、その考えを尊重することが大切です。
ここでは、具体的な3つのステップを紹介します。

日常会話で「なぜ？」を問いかける

普段の何気ない会話の中に、「なぜ？」を問いかける言葉を取り入れてみましょう。
例えば、「今日の空は、いつもより青く見えるけど、なぜだと思う？」、「このお店は、どうして人気があるんだろう？」など、子どもが興味を持ちそうなテーマを選ぶことがポイントです。
親子の会話を通じて、子どもは自然と考える力を養い、思考力を深めることができます。

答えをすぐに教えず、考えさせる時間を作る

子どもから質問された時や、子どもが何かに疑問を持った時、すぐに答えを教えずに、「どうしてだと思う？」と問い返し、考えさせる時間を作りましょう。
ヒントを少しずつ出したり、一緒に図鑑やインターネットで調べたりするのも良い方法です。
試行錯誤する中で、子どもは自ら答えを見つける喜びを体験し、考える力が大きく成長します。

子どもの考えを肯定し、さらに深掘りする

子どもが考えたことに対して、「面白いね！」「なるほど、そういう考え方もあるんだね」と、まずは肯定的に受け止めましょう。
たとえ間違っていたとしても、頭ごなしに否定せず、「どうしてそう思ったの？」と理由を聞き、考えを深掘りするサポートをすることが大切です。
子どもの考えを尊重することで、自信を持って考える力を育むことができます。



家庭でできる！思考力を高める遊び＆学習法

家庭での遊びや学習を通じて、子どもの思考力を楽しく高めることができます。
特別な教材や道具を使わなくても、身近なものや日常の出来事を活用することで、十分に思考力を鍛えることができます。
ここでは、親子で一緒に楽しめる、思考力を高めるための遊びや学習方法について具体的に紹介します。

親子で楽しめる思考力ゲーム

例えば、しりとりやクイズ、なぞなぞなど、言葉を使った遊びは、語彙力を高めるとともに、思考力や発想力を養います。
また、積み木やブロック、パズルなど、手を動かす遊びは、空間認識能力や論理的思考力を育みます。
さらに、おはじきや折り紙など、身近な素材を使った遊びも、工夫次第で思考力を刺激する素晴らしい教材となります。

読書感想文で、考える力を養う

読書は、子どもの思考力を高める上で非常に効果的な学習方法です。
物語の展開を予想したり、登場人物の気持ちを考えたりすることで、想像力や共感力が養われます。
読書後に、親子で感想を話し合ったり、印象に残った場面について意見交換をしたりすることで、思考力はさらに深まります。
読書感想文を書くことは、自分の考えを整理し、表現する力を養う良い機会となります。

身近な疑問をテーマに、自由研究に挑戦

夏休みなどの長期休暇を利用して、自由研究に取り組むことも、子どもの思考力を大きく伸ばすチャンスです。
身近な疑問をテーマに選び、観察や実験、調査などを通して、自分で答えを見つける過程は、まさに思考力のトレーニングそのものです。
例えば、「アリの巣はどうなっているのか」や「朝顔はなぜ朝に咲くのか」など、子どもの興味関心に合わせたテーマ設定が大切です。



やる気と思考力を伸ばす！親の心構え

子どものやる気と思考力を最大限に引き出すためには、親自身の心構えも非常に重要です。
子どもが何かを達成した時は、一緒に喜び、その努力を認めることが大切です。
また、結果だけでなく、努力する過程を褒めることで、子どもは「頑張れば認められる」と感じ、さらに意欲的に学習に取り組むようになります。
親自身も、学びを楽しむ姿勢を見せることも、子どもの学習意欲に良い影響を与えます。

子どもの「できた！」を一緒に喜ぶ

子どもがテストで良い点を取った時や、難しい問題が解けた時など、「すごいね！」「よく頑張ったね！」と、一緒に喜びを分かち合いましょう。
大げさなくらいに褒めることで、子どもは達成感を味わい、自信を持つことができます。
また、「やったね！」「頑張った甲斐があったね！」など、共感の言葉をかけることも、子どものやる気をさらに引き出す効果があります。

結果だけでなく、過程を褒める

テストの点数や順位など、目に見える結果だけでなく、「毎日コツコツ頑張っていたね」「難しい問題にも諦めずに挑戦していたね」など、努力する過程を具体的に褒めることが大切です。
結果が出なかったとしても、「頑張ったことは、必ず力になっているよ」と励ますことで、子どもは安心して次の挑戦に向かうことができます。

親自身も、学びを楽しむ姿勢を見せる

親が読書をしたり、資格の勉強をしたり、新しい趣味に挑戦したりする姿を見せることで、子どもは「学ぶことは楽しいことなんだ」と感じ、自然と学習意欲を高めます。
また、親が自分の興味関心について楽しそうに話す姿は、子どもにとって良い刺激となり、「自分も何かやってみたい」という気持ちを芽生えさせます。



福岡市で探す！子どもの思考力を伸ばす学習塾

家庭での取り組みに加えて、学習塾を活用することも、子どもの思考力を伸ばす上で有効な選択肢の一つです。
特に、福岡市には、子どもの思考力を育むことを重視した学習塾が数多く存在します。
ここでは、福岡市内で学習塾を選ぶ際のポイントと、子どもの思考力を伸ばす学習塾の特徴について解説します。

少人数制で、発言しやすい環境

集団塾では、周りの生徒と競い合い、刺激し合うことで、学習意欲を高めることができます。
一方、個別指導塾では、先生が一人ひとりの理解度に合わせて丁寧に指導してくれるため、わからないことをじっくりと解決することができます。
少人数制の塾は、集団塾と個別指導塾の良いとこ取りで、先生の目が行き届きやすく、発言しやすい環境が魅力です。

子どもの「なぜ？」にとことん付き合う

思考力を重視する学習塾では、先生が一方的に教えるのではなく、子ども自身に考えさせることを大切にしています。
例えば、「なぜそう思うの？」、「他に方法はないかな？」など、問いかけを多用し、子どもの思考を深掘りするような指導を行います。
また、答えが一つとは限らない問題に取り組ませたり、意見交換をさせたりする機会を設けている塾もあります。

体験授業で、子どもの反応を見てみよう

多くの学習塾では、入塾前に体験授業を受けることができます。
体験授業では、先生の教え方や塾の雰囲気を実際に体験できるだけでなく、子ども自身の反応を見ることもできます。
「楽しかった！」「もっとやりたい！」など、子どもが前向きな反応を示した場合は、その塾が合っている可能性が高いと言えるでしょう。
入塾前に、親子でしっかりと話し合い、最適な学習塾を選びましょう。



溌剌塾からのアドバイス

溌剌塾では、お子さま一人ひとりの「なぜ？」を大切にし、考える力を育むことを重視しています。
私たちは、教え込むのではなく、引き出す指導を心がけています。
ぜひ一度、溌剌塾の体験授業にお越しいただき、お子さまの「わかった！」という笑顔に触れてみてください。
福岡市で、お子さまの思考力を伸ばす学習塾をお探しなら、ぜひ溌剌塾にご相談ください。
お問い合わせをお待ちしております。

Ｑ＆Ａ（このような質問を受けることがあります）

Q: 子どもがゲームばかりして、勉強しようとしません。どうすれば良いでしょうか？

A: ゲーム時間を制限するだけでなく、「なぜゲームが好きなのか」を子どもと一緒に考えてみましょう。
ゲームの面白い要素を勉強に取り入れるなど、工夫次第で学習意欲を高めることができます。


Q: 読書感想文が苦手で、いつも書くのに苦労しています。何か良い方法はありますか？

A: まずは、親子で一緒に本を選び、感想を話し合うことから始めてみましょう。
印象に残った場面や登場人物について、自由に意見交換をするだけでも、思考力は深まります。


Q: 子どもが勉強中に集中力が続きません。どうすれば良いでしょうか？

A: 短時間で区切り、休憩を挟みながら学習を進めてみましょう。
タイマーを使って時間を意識させたり、集中できる環境を整えたりすることも効果的です。


Q: 子どもに「勉強しなさい」と言っても、なかなか聞きません。どうすれば良いでしょうか？

A: 強制するのではなく、「一緒にやってみようか」と誘ってみたり、勉強する時間や場所を子ども自身に決めさせたりすることも、自主性を育む上で効果的です。


Q: 子どもの思考力を伸ばすために、親ができることは何でしょうか？

A: 日常会話で「なぜ？」を問いかけたり、答えをすぐに教えず、考えさせる時間を作ったりすることが大切です。
また、子どもの考えを肯定し、さらに深掘りするサポートをしましょう。




⬆︎ブログのトップへ⬆︎

投稿者プロフィール

西村 元気
西村 元気
趣味：①コーヒー（毎朝どころか、１日に３〜４回ドリップ）
　　　②露天風呂の大きな温泉（若い頃は硫黄泉が大好き→最近はアルカリ性でもOK）
　　　③テニス（２度のぎっくり腰で、お休み中）
特技：①ガニ股（２７０°まで開く？）
　　　②しゃがむと膝がポキポキ鳴る（ヒアルロン酸不足？）
　　　③男の料理（なんちゃってスパイスカレー？）
ブログ一覧

満点道場予約
＆問合せフォーム

考える力を身につけるなら、思考力強化の専門塾 溌剌塾（はつらつじゅく）へぜひご相談ください。
お子様の興味や得意・不得意だけでなく、志望校やテスト対策など、一人ひとりに合わせて柔軟に対応いたします。
コース選択のご相談や体験も可能ですので、お気軽にご連絡ください。
to top