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「いいわけ」を思考力に転換!自ら考え学ぶ子に育つ秘訣とは_20251103溌剌塾

「でも」「だって」…。
子どもの口から出る言い訳に、思わずイライラしてしまうことはありませんか?
その言葉は、もしかしたらお子さんの思考力が伸び悩んでいるというサインかもしれません。
しかし、言い訳を頭ごなしに叱るだけでは、子どもの心は離れていくばかりです。
実は、言い訳をうまく転換させることで、子どもが自ら考え、学ぶ力を飛躍的に伸ばすチャンスに変えることができます。
この記事では、言い訳の裏に隠された子どもの心理から、ご家庭でできる思考力を育む具体的な関わり方まで、専門的な視点で分かりやすく解説します。
お子さんの「考える力」を信じ、その成長を後押しするヒントがここにあります。

「でも」「だって」が止まらない…子どもの言い訳に隠された本当の気持ちとは?

「宿題やったの?」と聞くと、「今やろうと思ってた」「友達が教えてくれなかったから」など、子どもの口から次々に出てくる言い訳に、ため息をついているお母さんも多いのではないでしょうか。
つい感情的に叱ってしまいがちですが、実はその言葉の裏には、子どもなりの複雑な気持ちが隠されています。
言い訳の奥にある本音を理解することが、子どもの思考力を伸ばす第一歩です。
なぜ子どもは言い訳をしてしまうのか、その心理を紐解きながら、子ども自身が考え、行動できるようになるための関わり方のヒントを探っていきましょう。

失敗したくない!プライドが邪魔しているケース

子どもは、自分が思っている以上に「できる自分」でいたいと感じています。
特に、勉強や習い事などでうまくいかなかった時、「本当はできるはずなのに」という気持ちから、できなかった理由を自分の能力以外のところに求めてしまうのです。
「問題が難しすぎた」「時間が足りなかった」といった言葉は、自分のプライドを守るための盾なのかもしれません。
この心理を理解せずに頭ごなしに叱ってしまうと、子どもはさらに心を閉ざし、挑戦すること自体を避けるようになってしまいます。
まずはその気持ちに寄り添うことが大切です。

「叱られたくない」という自己防衛の本能

子どもにとって、親から叱られることは非常に大きな恐怖です。
特に、過去に何かを失敗した際に強く叱られた経験があると、「正直に話したらまた怒られる」と学習してしまいます。
その結果、自分を守るために、とっさに言い訳をしてしまうのです。
「忘れてた」「知らなかった」といった言葉は、その場を切り抜け、自分への非難を避けるための防衛反応と言えるでしょう。
言い訳そのものを責めるのではなく、子どもが正直に話せるような安心できる環境を作ってあげることが、問題の根本的な解決につながります。

親の期待に応えたいプレッシャーの裏返し

親が子どもに期待するのは自然なことですが、その期待が大きすぎると、子どもは「良い子でいなければ」「お母さんをがっかりさせたくない」という強い圧力を感じてしまいます。
テストの点数が悪かった時や、約束を守れなかった時に出てくる言い訳は、そのプレッシャーから逃れたいという気持ちの表れかもしれません。
「頑張ったけど、できなかった」と素直に言えず、できなかった理由を他に探してしまうのです。
子どもが安心して弱みを見せられるように、結果だけでなく、日々の頑張りを認めてあげる姿勢が重要になります。



その口癖、思考停止のサインかも?言い訳が学力に与える深刻な影響

言い訳は、一時的に自分を守るための手段かもしれませんが、この習慣が続いてしまうと、子どもの成長にとって大きな足かせとなります。
問題に直面したとき、その原因を自分以外に求める癖がついてしまうと、物事を深く考える力が育ちません。
これは、学習面だけでなく、将来社会に出て困難に立ち向かう力にも影響を及ぼします。
言い訳という行動が、子どもの思考力や学びの機会にどのような影響を与えるのかを具体的に見ていきましょう。
この問題を理解することが、子どもの未来を守るための第一歩です。

他のせいにする癖が考える機会を奪う

「〇〇のせい」「〇〇だからできなかった」という言葉で物事を片付けてしまうと、子どもは「なぜ失敗したのか」「どうすれば次はうまくいくのか」という、成長に不可欠な反省と分析の機会を失ってしまいます。
本来であれば、失敗は学びの宝庫です。
しかし、言い訳をすることで、その原因を自分事として捉えられなくなり、思考がそこで停止してしまうのです。
この繰り返しは、問題解決能力の低下に直結します。
自分の行動を客観的に振り返り、次へと活かすという大切な学びの循環を、言い訳が断ち切ってしまうのです。

挑戦する意欲が失われ、成長が止まる

言い訳の裏には「失敗したくない」という気持ちが隠れていますが、この気持ちが強すぎると、新しいことや少し難しいことへの挑戦を避けるようになります。
どうせうまくいかない、失敗したらまた言い訳を考えなければならない、と感じてしまうのです。
その結果、自分の能力を試したり、限界を乗り越えたりする貴重な経験ができなくなってしまいます。
子どもの可能性は無限大ですが、挑戦しなければその扉は開かれません。
言い訳の習慣は、子どもから挑戦する勇気を奪い、結果として成長の機会を大きく損なうことにつながるのです。

言い訳が当たり前になると、学習内容が身につかない

学習において、分からなかった部分をそのままにしないことは非常に重要です。
しかし、言い訳が癖になっている子どもは、「先生の説明が早かったから」「問題が意地悪だったから」と、理解できなかった原因を自分の外に見つけがちです。
これでは、自分の弱点と向き合うことができず、分からないことがどんどん積み重なっていきます。
結果として、基礎が固まらないまま授業が進み、勉強への苦手意識が強まるという悪循環に陥ります。
自分の理解度を正しく把握し、対策を考えるという学習の基本姿勢が、言い訳によって崩れてしまうのです。



言い訳をチャンスに変える!思考力を育む親の聞き方・伝え方

子どもの言い訳を聞くと、つい「言い訳しないの!」と話を遮ってしまいたくなります。
しかし、その対応は逆効果になることも少なくありません。
言い訳は、子どもからの重要な信号です。
その言葉を否定するのではなく、うまく受け止めて、子ども自身が考えるきっかけに変えていくことが大切です。
親の対応一つで、言い訳は思考停止の言葉から、未来を考えるための言葉へと変わる可能性があります。
ここでは、子どもの言い訳を成長の糧に変えるための、具体的な聞き方と伝え方のコツをご紹介します。

まずは「そうなんだね」と受け止める共感の姿勢

子どもが言い訳を始めたとき、まずは最後まで話を聞いてあげましょう。
そして、「〇〇で、できなかったんだね」「そう感じたんだね」と、子どもの言葉を一度そのまま受け止めてあげることが重要です。
これは、言い訳を肯定するのとは違います。
まず子どもの気持ちに寄り添い、話を聞いてもらえたという安心感を与えることで、子どもは落ち着きを取り戻し、自分の状況を客観的に見る準備ができます。
頭ごなしに否定されると、子どもは心を閉ざしてしまいます。
まずは共感を示し、対話の土台を作ることが、思考力を引き出す第一歩です。

「どうして?」ではなく「どうすれば?」と未来志向の質問をする

言い訳の原因を追及する「どうしてできなかったの?」という質問は、子どもを追い詰めてしまいがちです。
これでは、子どもはさらに言い訳を重ねるだけでしょう。
そこで、質問の方向を変えてみましょう。
「じゃあ、どうすれば次はできそうかな?」「何か手伝えることはある?」といったように、過去の原因探しではなく、未来の解決策を考えさせる質問が有効です。
これにより、子どもの視点が「できなかった理由」から「できるようになる方法」へと切り替わります。
この小さな思考の転換が、問題解決能力を育むための大切な訓練になるのです。

親の失敗談を話して、完璧でなくても良いと伝える

子どもは親を完璧な存在だと思いがちです。
だからこそ、親自身の失敗談を話してあげることが、子どもの心を軽くする場合があります。
「お母さんも子どもの頃、算数が苦手でよく言い訳しちゃったな」「この間、お仕事でこんな失敗しちゃってね」といった話は、子どもに「失敗しても大丈夫なんだ」という安心感を与えます。
完璧ではない親の姿を見ることで、子どもは自分の失敗を受け入れやすくなり、素直に助けを求められるようになります。
親が弱みを見せることが、結果的に子どもの素直さと、失敗から学ぶ姿勢を育むことにつながるのです。



家庭でできる!子どもの「考える力」を伸ばすための具体的な働きかけ

子どもの思考力は、特別な教材や難しい問題だけで育まれるわけではありません。
むしろ、毎日の生活の中にある、何気ない親子のやり取りこそが、考える力を伸ばす絶好の機会になります。
大切なのは、子どもが「自分で考えて決める」という経験を少しずつ積み重ねていくことです。
ここでは、塾や習い事に頼るだけでなく、家庭という安心できる場所で、今日からすぐに始められる思考力を育むための具体的な働きかけを三つ紹介します。
親子で楽しみながら取り組むことで、子どもの中に眠る考える力が自然と引き出されていくでしょう。

「今日の夕飯、何が食べたい?」から始める自己決定の練習

「自分で選んで、自分で決める」という経験は、主体性を育む上で非常に重要です。
いきなり大きな決断をさせる必要はありません。
例えば、「今日の夕飯は、お魚とお肉どっちがいい?」とか「週末は公園と図書館、どっちに行きたい?」といった、日常の些細な選択を子どもに委ねてみましょう。
選択肢を提示し、その理由を尋ねることで、子どもは自分の欲求や考えを言葉にする練習ができます。
この小さな自己決定の繰り返しが、自分の考えに責任を持つという姿勢につながり、将来、より大きな問題に直面したときに、自分で考えて道を選ぶための基礎体力となるのです。

なぜ?どうして?を親子で一緒に調べる探求の時間

子どもの知的好奇心は、思考力の源泉です。
子どもが「これってどうしてこうなるの?」と疑問を口にした時がチャンスです。
すぐに答えを教えるのではなく、「面白いところに気づいたね!一緒に調べてみようか」と誘ってみましょう。
図鑑やインターネットを使って、親子で一緒に答えを探す時間は、子どもにとって最高の学びの場となります。
答えを見つける過程そのものを楽しむことで、探求する面白さを知り、知らないことに出会ったときに、自ら調べようとする積極的な姿勢が身につきます。
親が一緒に楽しむ姿を見せることが、子どもの探求心をさらにかき立てるでしょう。

結果だけでなく、頑張った過程を具体的に褒める

テストの点数や試合の勝ち負けといった結果だけを評価していると、子どもは「結果が全て」と考えるようになり、失敗を恐れて挑戦しなくなってしまいます。
大切なのは、結果に至るまでの努力や工夫、粘り強さといった過程に目を向けて、具体的に褒めてあげることです。
「毎日コツコツ練習したから、上手になったね」「難しい問題も諦めずに考え抜いたのがすごいよ」といった言葉は、子どもの自己肯定感を育みます。
自分の頑張りを見てもらえていると感じることで、子どもは次も頑張ろうという意欲を持つことができ、思考錯誤を恐れない強い心が育ちます。



「やらされる勉強」から「自ら学ぶ姿勢」へ。学習意欲を引き出す秘訣

子どもが言い訳をしたり、勉強をやりたがらなかったりする根本的な原因の一つに、「勉強が面白くない」という気持ちがあります。
親から「やらされている」と感じているうちは、本当の意味での学力は身につきません。
大切なのは、子ども自身が「学びたい」「知りたい」と感じる内側からの意欲を引き出すことです。
ここでは、受け身の学習から抜け出し、子どもが自らの意思で机に向かうようになるための働きかけについて、具体的な三つの秘訣を紹介します。
学習への姿勢が変われば、言い訳も自然と減っていくはずです。

小さな目標を立てさせ、達成感を積み重ねる

いきなり高い目標を掲げても、子どもはやる気を失ってしまいます。
「毎日計算ドリルを1ページやる」「漢字を5個覚える」など、少し頑張れば達成できる具体的な目標を子ども自身に決めさせることがポイントです。
そして、目標が達成できたら、カレンダーにシールを貼ったり、思い切り褒めてあげたりして、達成感を味わわせてあげましょう。
「できた!」という喜びの体験を積み重ねることで、子どもは勉強に対して前向きな印象を持つようになります。
この小さな成功体験が自信となり、より難しい課題にも挑戦しようという意欲の土台を築きます。

子ども自身の「好き」と学びを結びつける

どんな子どもにも、夢中になれる「好き」なことがあるはずです。
それが電車でも、昆虫でも、ゲームでも構いません。
その興味関心を、学びの入り口として活用しましょう。
例えば、電車が好きなら、時刻表を使って計算問題を作ったり、日本の地理を学んだりできます。
昆虫が好きなら、観察日記を書くことで文章力や観察眼が養われます。
一見、勉強とは関係ないように見えることでも、親が上手に結びつけてあげることで、子どもは楽しみながら知識を吸収していきます。
「好き」から始まる学びは、子どもの知的好奇心を刺激し、学習意欲を自然に高めてくれるのです。

「勉強しなさい」を封印!学習計画を一緒に立てる

親が一方的に「〇時になったら勉強しなさい」と指示するだけでは、子どもは反発するばかりです。
そこで、子どもを学習計画作りの主役にしてしまいましょう。
「宿題はいつやるのが一番集中できるかな?」「明日は習い事があるから、今日のうちにここまでやっておこうか」などと、子どもに問いかけ、一緒に一週間の計画を立ててみるのです。
自分で決めた計画だからこそ、責任感が生まれ、主体的に取り組むようになります。
親はあくまで助言役に徹し、子どもの意思を尊重することが大切です。
この経験は、時間管理能力や自己管理能力を育む上でも非常に役立ちます。



言い訳が「自分の意見」に変わる!思考力が拓く子どもの輝かしい未来

言い訳の癖を克服し、自分の頭で考える習慣が身につくと、子どもの世界は大きく広がります。
それは、単にテストの点数が上がるといった目先の成果だけではありません。
物事の本質を見抜き、自分なりの答えを導き出す思考力は、予測困難な未来を生き抜くための、何にも代えがたい力となります。
言い訳という受け身の姿勢から、主体的に考え行動する姿勢へと変わった時、子どもの未来はどのように輝き始めるのでしょうか。
ここでは、思考力がもたらす三つの素晴らしい変化について見ていき、子育ての先にある大きな希望を描いていきたいと思います。

困難な課題にも、自分なりの答えを見つけ出せるようになる

社会に出ると、学校のテストのように明確な答えがない問題に数多く直面します。
思考力が鍛えられた子どもは、そうした複雑で困難な課題に対しても、すぐに諦めたり、誰かの指示を待ったりしません。
問題の本質は何か、解決するにはどんな方法があるか、と多角的に物事を考え、粘り強く自分なりの解決策を見つけ出そうとします。
この力は、勉強はもちろん、友人関係のトラブルや将来の進路選択など、人生のあらゆる場面で子どもを助けるでしょう。
自分の力で道を切り拓くことができるという自信は、子どもにとって大きな財産となります。

自分の考えを堂々と伝えられる表現力が身につく

言い訳をしていた子どもが、自分の考えを持つようになると、それを言葉にして相手に伝えようとします。
なぜなら、自分の意見に自信と責任が生まれるからです。
「なんとなく」ではなく、「自分はこう思う。
なぜなら…」と、根拠を持って話すことができるようになります。
自分の考えを論理的に組み立て、相手に分かりやすく伝える力は、学校での発表や議論の場はもちろん、将来社会で活躍するためにも不可欠な能力です。
自分の意見を堂々と表現できる子どもは、周りからも信頼され、良好な人間関係を築いていくことができるでしょう。

周りに流されず、自分の人生を主体的に選択できる

思考力は、自分だけの判断基準を持つことにつながります。
周りの意見や流行に安易に流されるのではなく、「自分にとって本当に大切なことは何か」を考え、自分の意思で進む道を決めることができるようになります。
情報にあふれ、価値観が多様化する現代社会において、この主体性は非常に重要です。
自分の人生の舵を自分で握り、責任を持って選択していく力は、子どもが幸福な人生を歩むための土台となります。
言い訳をやめ、自分の頭で考えることを始めた子どもは、まさに自分の人生の主人公として、力強く未来へと歩み出していくのです。



溌剌塾からのアドバイス

お子さんの言い訳に悩む日々は、子どもの成長の可能性に気づく大切な機会です。
言い訳の裏にある気持ちに寄り添い、対話を通じて「どうすればできるか」を一緒に考える経験は、お子さんの思考力を着実に育てていきます。
私たち溌剌塾では、一方的に知識を教えるのではなく、子ども自身が「なぜ?」と考え、答えを探求する過程を何よりも大切にしています。
ご家庭での働きかけに加えて、専門的な視点からの支援がお子さんの可能性をさらに引き出すこともあります。
お子さんが自ら考え、未来を切り拓く力を育むために、私たちが全力で伴走します。

Q&A(このような質問を受けることがあります)

Q:言い訳を注意すると、子どもが反抗的になります。どう接すればいいですか?

A:まずは「そう感じたんだね」と一度受け止める姿勢が大切です。
否定せずに共感を示すことで、子どもは落ち着き、対話しやすくなります。
その上で「どうすれば次はうまくいくかな?」と未来に向けた質問を投げかけてみてください。


Q:下の子どもは素直なのに、上の子だけ言い訳が多いのはなぜでしょうか?

A:年齢が上がるにつれて、プライドが高まったり、親からの期待を敏感に感じ取ったりすることが原因の一つとして考えられます。
お子さんの性格や発達段階に合わせた関わり方が重要になります。


Q:思考力を伸ばすために、市販のドリルなどをやらせるべきですか?

A:ドリルも有効な手段の一つですが、まずは日常生活の中での対話が基本です。
「なぜそう思うの?」と問いかけたり、一緒に調べ物をしたりするなど、家庭でできることから始めるのがおすすめです。


Q:親である私自身が、つい感情的に叱ってしまいます。

A:お母さんも人間ですから、感情的になるのは自然なことです。
もし叱りすぎてしまったら、後から「さっきは言い過ぎてごめんね」と正直に謝ることが大切です。
親が完璧でない姿を見せることも、子どもの安心につながります。


Q:子どもの「好き」がゲームばかりです。どうやって学習につなげればいいですか?

A:例えば、ゲームの攻略法を文章でまとめさせたり、物語の続きを創作させたりすることで、国語の力が養えます。
また、課金の計算などでお金の勉強につなげることも可能です。
子どもの興味を否定せず、学びのきっかけとして捉えてみましょう。


Q:言い訳の裏にある本音を、どうすれば引き出せますか?

A:親子でリラックスできる時間を確保し、普段から何気ない会話を増やすことが大切です。
「学校どうだった?」だけでなく、「今日一番楽しかったことは何?」など、具体的な質問で子どもの話を聞く姿勢を見せましょう。


Q:「どうすればできるか考えなさい」と言っても、子どもは考えようとしません。

A:最初から一人で考えさせるのは難しいかもしれません。
「AとB、どっちの方法がいいと思う?」など選択肢を示したり、「お母さんはこう思うけど、どうかな?」とヒントを与えたりして、考えるための足がかりを作ってあげると良いでしょう。


Q:思考力が高い子とそうでない子の違いは、何歳ごろから現れますか?

A:個人差が大きいですが、幼児期からの言葉かけや関わり方が、就学後の学習姿勢や問題解決能力に影響を与えると言われています。
何歳からでも遅いということはなく、気づいた時から始めることが大切です。


Q:塾に通わせれば、思考力は自然と身につきますか?

A:塾の指導方針によります。
知識を詰め込むだけでなく、子ども自身に考えさせる問いを投げかけ、試行錯誤を促すような指導を行っているかどうかが重要です。
家庭との連携も不可欠です。


Q:子どもの言い訳を聞いていると、こちらもストレスが溜まります。

A:お母さんの気持ちの安定も非常に重要です。
子どもの言い訳を「成長のサイン」と捉え方を変えてみたり、時には少し距離を置いて冷静になったりすることも必要です。
一人で抱え込まず、信頼できる人に相談するのも良い方法です。




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投稿者プロフィール

西村 元気
西村 元気
趣味:①コーヒー(毎朝どころか、1日に3〜4回ドリップ)
   ②露天風呂の大きな温泉(若い頃は硫黄泉が大好き→最近はアルカリ性でもOK)
   ③テニス(2度のぎっくり腰で、お休み中)
特技:①ガニ股(270°まで開く?)
   ②しゃがむと膝がポキポキ鳴る(ヒアルロン酸不足?)
   ③男の料理(なんちゃってスパイスカレー?)

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